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little voice


2011.9
「北へ」

一人バックパック背負って導かれるように北へ北へと行ってきました。

相馬市で毎月こども達と遊ぶイベントを開催してる人達がいると、かわしまよう子ちゃんから聞いて、
9月の連休にわたしも!って参加させてもらいました。
ずっとずっと被災地にいるこども達のことを考えてていつか行きたいと思っていた。

相馬では、バスで仮設住宅を回ってこどもたちをピックアップしてイベント会場で一日中遊ぶ。
午前中はみんなで一緒にゲームをしながら外遊び。午後は自由時間。
川遊び、鬼ごっこ、大縄飛び、バレーボールなどの外遊びでは、私は久しぶりに大声出して身体動かし遊びました。
室内遊びでは、持っていったトランスパレントペーパーで星を折ったり、カード式オルゴールで遊んだり。
こどもたちみんな楽しんでいたなー。
中にはちょっとたたいてくる男の子とかもいたけど、
私がしつこくひっついていたら、甘えてきてくれるようになって、
最後別れを惜しんでくれた言葉には、胸がきゅーっとなった。
仮設住宅生活でのストレスや家族を無くした悲しみは私には計り知れなくて、
それに対しての言葉掛けはとても軽々しくできるものでもなくて。
だからこそ、このイベントの主催チームの一緒に遊ぶ、寄り添うということの
心のふれあいサポート活動は素晴らしいなと思った。

私の住む神奈川でも母親同士で放射能を心配する話題はよく出ていた。
そうゆう話を耳にして、前はふと不安を感じることが正直あったけど、相馬に行ったあとは不安に思うことがなくなった。
実際に被災地に行って、こどもたちの遊ぶ笑顔やお母さん達との会話からや、
主催しているチームメンバー達の体験談を聞いていたら、どこかへもやもやが飛んでいった。
チーム主要メンバーは、震災直後に海にもぐり捜索、病院に取り残された患者さんの搬送、
置いていかれたペットの保護、物資の配達などをしていた人達で、すさまじい体験談は聞いていて胸が詰まるほどだった。

相馬にはいまを生きている人達ばかりいて、
いま一瞬一瞬をめいいっぱい楽しんでると明るい未来が見えて来るなと
2日間一緒に過ごして、確信をもらえた気がするのです。
何が正しいと一つの選択肢で頭いっぱいにして、
自分に用意された出来事を遠ざけるのではなくて、自分を信じて受け入れたいなと思った。

未来を考える時間が私に不安や恐れを抱かせていたんだと、帰って来て気がついた。
いまを楽しく過ごす、こどもの頃はそうできていたはず。
あるがまま いまをいきる たのしくね。
考えず、楽しく生きていれば、ぐるぐるいい巡りがやってくると信じて。

北へ出かけた3日間は行く先々で不思議な導きを感じるご縁がたくさんあった。
相馬に向かう車の集合場所へ向かう途中、駅のホームで体調が悪くなった人がいて救急車に送り込むまで一緒にいたら、
集合時間から一時間も過ぎてしまった。でも運良く、その車も交通渋滞で一時間遅れたので乗り遅れることなくすんだ。
行く前にちょっと体調で心配なことがあったのだけど、
向こうで出会ったチームメンバーでもある整体師さんに心許せ相談したら、夜寝る前に全身整えてくれた。
帰ってきたら体調が良くなっていて、ごほうびをもらえたかもとニンマリしてしまった。
福島から仙台の実家に向かう途中で出会ったおじさんが、
私が仙台に行くとも知らずに多賀城市の仮設のこども達の話をしてきて、
それがびっくり!実家のすぐ側の仮設だったので、これは導かれていると感じそこにも寄ってきました。
仮設のある地区の自治会長さんがお父さんのいとこだったりして、これまたびっくりで。

不思議な歯科医院の先生や、呼吸の加藤先生が話してくれた、
いまをいきるということをたっぷりと味わってきました。



「稲刈り」


大家さんとこの田んぼの授業のお手伝い4年目。
小学校の授業時間数が増えたため、今年は田んぼの授業が半分くらいに減ってしまいました。
大家さんは米作りに関することだけではなく、
環境のこと、五感で感じることなどいろんなことに触れながら教えてくれるので、
大切なことを学べる機会が減ることはとても残念に思う。

稲刈りも無事に終了。
今年は豊作でした。
藁を束ねる作業に悪戦苦闘している子が多かったけど、
はざかけ作業は笑顔いっぱい楽しそうでした。
  


「やおよろずのかみがみ」




シュタイナー土曜学校で娘が去年3年生の時「古事記」を学び、
授業一回目から神さまのお話に興味深くのめりこんでいきました。
「天照大御神さまはどこにいるの?」「伊勢神宮に会いに行きたい!」と娘は先生に話したそうで、
念願叶って、土曜学校の有志メンバーで夏休みに伊勢神宮に参拝に行くことになったのです。

先生は栃木のある神社の神主さん。
伊勢神宮参拝の案内役を引き受けてくれ、事前に参拝についてのお便りをくれました。
先生からの提案は「余祝」でした。
震災以来、皆さんご自身も揺れているかもしれませんが、こうゆうときだからこそ感謝をしに行きましょう。
起きている現象はひとつだけれど、どうゆう見方をするかによって全く違うものになります。
そして、現代の私達は見えるものを頼り、重視する傾向が強いのも事実です。
見えない世界に思いを馳せ、感謝をする、そんな時間が私たちの生活の中に少しでもあれば
それは心の栄養になるのでは。
有難いことがおきてから、ありがとうをいうのではなく、先にありがとうというと
不思議とありがとうと思うことが起きる。
現在の日本にありがとうをたくさん言う人が増えたら、そこから何かが起こるのではないかもと思うのです。
とおっしゃっていました。

奇しくも行った日は広島に原爆が投下された日で、集合後にまずはみんなで黙祷をささげました。
正装して御垣内参拝、御神楽の奉納を無事に終えました。

娘は不思議な体験をいくつかしました。
外宮の三ツ石のところが妙に気になるらしく、ひとりでずっといろんな角度から眺めていました。
少し離れたところにいた私のとこまで来てお賽銭の小銭をもらい、
それをひょいっと投げたらど真ん中に吸い込まれるように入ってしまった。
どきっとしました。あの綺麗な入り方になにか違和感を感じながら私も一緒に石を眺めていたら、
後から来た友人がパワースポットなんだよ、って教えてくれた。
人がどんどん集まりはじめ、手をかざしたりしている。あったかいと感じるといった子もいた。
そんなところだったんだーと鈍感な私は言われるまで気がつきませんでした。

そして内宮に入り歩きはじめた頃から、娘の具合が悪くなってしまった。
先生に話すと、やっぱり、と言われた。
どうも気あたりしてしまったようです。。。
参拝まではなんとか歩けたもののぐったりしていて、
お神楽を見ながら少しずつ調子を取り戻し、帰りは元気になって伊勢神宮を後にできました。

家に帰って来てから、ますます神さま熱が高まった娘。
ポケモン図鑑に並ぶほど、娘の愛読している本は松谷みよ子さんの「日本の神話」(のら書店)。
誕生日には神さまの別の本か何か欲しいと話します。
最近、同じくのら書店の「ギリシャ神話」に手が伸びかかったのですが、
高学年で学ぶかもしれないので、まだ早いかな〜と目の届かないところにこっそりしまって置きました。


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